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2011.5.9
| Louis Latour Saint Aubin [2003]
|
| 色・容量 |
白750ml |
ALC |
13.5% |
| ブドウ品種 |
シャルドネ100% |
| 産地 |
フランス−ブルゴーニュ地方 |
| 味わい |
辛口・ミディアムボディ |
誰もが、一度は何処かでそのラベルを目にしでいる[ルイ
・ラトゥール]は、フランスの2大銘醸地の一つブルゴー
ニュの地で、家族経営を守り続けている世界的に著名な
ワインメーカーです。その歴史は、1731年に一族がブル
ゴーニュの中心地『コート・ド・ボーヌ』にブドウ畑を
入手し、ブドウの栽培と樽作りを手がけたことに始まり
ます。
その後、1768年に、ボーヌのすぐ北の『アロース・コル
トン村』へ移住した一族は、フランス革命直後の1797年
に、【醸造家兼ネゴシアン(ワイン仲買人)】として創
業を迎え、まだ残る革命の余波をもろともせず、徐々に
自社畑を広げていきました。
[ルイ・ラトゥール]の成功への大きな契機となったのは、
4代目当主による大胆な改革でした。『コルトンの丘』
に、従来のピノ・ノワール種に替え、それまで誰も想像
さえしなかったシャルドネ種の苗木を植樹し、後に、
[モンラッシェ]と並び、ブルゴーニュの2大白ワインの
ひとつと謳われた[コルトン・シャルルマーニュ]を誕生
させたのです。
こうした努力を経て、「ルイ・ラトゥール」は現在、
コート・ドール最大のグラン・クリュ(特級畑)を始め、
プリミエ・クリュ(一級畑)、村名畑など、全畑で約60
haをも所有する、ブルゴーニュ屈指の造り手にまで成長
を遂げているのです。
また、4代目当主の原動力となった“革新の精神”はその
後も引き継がれ、6代目当主が、ブルゴーニュ外の南仏
『アルデッシュ地方』や『ヴァール地方』でその土壌の
優秀さを見抜きブドウを栽培。現在、高い評価を受けて
いる[アルデッシュ・シャルドネ]や[ドメーヌ・ド・ヴァ
ルモワシン・ピノ・ノワール]を成功させたのも、この
革新の精神を実践したからに他なりません。
さらに現当主である7代目「ルイ・ファブリス・ラトゥー
ル氏」もこれれの例に違わず、伝統を頑なに守り続ける
一方で、常に革新的な技術の追求に挑み、最高のワイン
造りに取り組んでいます。
さらには、[ルイ・ラトゥール]は、その老舗ならではの名
声ゆえに、過去の様々な外交の舞台を彩ってきました。
例えば、第二次世界大戦の開戦前年、イギリスの「ジョー
ジ6世」は「現エリザベス女王」と共に、フランスを表敬
訪問しました。その際、【ベルサイユ宮殿ガラスの間】で
催された晩餐会で、[ルイ・ラトゥール]の[コルトン・グ
ランセィ 1919]が振る舞われたのです。1938年8月15日付
【LIFEマガジン】では、この晩餐会で、現女王が『もう
少しコルトンを・・・』と求めた、とのエピソードを紹介
しています。
このほかにも、過去に多くのアメリカ合衆国大統領が、
訪仏のたびに【エリゼ宮殿】でもてなされてきました。
その際は、必ず[ルイ・ラトゥール]の[シャンベルタン・
エリティエ]や[コルトン・グランセィ]、そして[コルト
ン・シャルルマーニュ]を供されたとのことです。中でも、
第34代大統領で、第二次世界大戦中のヨーロッパの連合
軍最高司令官「アイゼンハワー大統領」は、2日間で2度
も[ルイ・ラトゥール]のワインを満喫したとのエピソー
ドも残っています。
このように、[ルイ・ラトゥール]のワインは、歴史ある
老舗なればこその品質により、近世の世界のリーダーた
ちにも愛されてきました。
今回ご紹介の白は、リーズナブルな価格で、その[ルイ
・ラトゥール]の最高品質の味わいに、しかも、適度に
熟成したワインならではの魅力に触れられる絶好のチ
ャンスです。
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