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Marchand-Tawse, Fixin 1er Cru "Clos du Chapitre" 2011
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色・容量 | 赤750ml |
ALC | 13.5% |
ブドウ品種 | ピノ・ノワール100% |
産地 | フランス・ブルゴーニュ地方-コート・ド・ニュイ地区 |
味わい | 辛口 |
ラベル表示 | 酸化防止剤(亜硫酸塩)安定剤(アカシア) |
「パスカル・マルシャン」という名前聞いてピンと来る
方は、かなりのワイン通、ブルゴーニュ通でしょう。
1962年カナダのケベック州生まれのフランス系カナダ人
ながら、ポマールの名門[ドメーヌ・コント・アルマン]
で15年間、ボワセグループの[ドメーヌ・ド・ラ・ヴー
ジュレ]で7年間醸造長を務め、いずれのドメーヌもトッ
プドメーヌにした天才醸造家。
そんな凄腕「パスカル・マルシャン氏」が、2006年初頭
に設立したミクロ・ネゴシアンが[パスカル・マルシャン]。
ファースト・ヴィンテージは、コート・ド・ニュイ7つ
のアペラシオン、1000ケースからのスタートでしたが、
その後順調に拡大、5年間で、ニュイだけではなく、
コート・ド・ボーヌ(主に白)にも手を広げ、36のアペ
ラシオン、合計6000ケースを生産する蔵に成長しました。
なおミクロ・ネゴシアン(ミクロネゴス)ゆえに、
氏は畑を所有していません。近年のブルゴーニュは畑の
価格が尋常ではないほど高騰していることも一因ですが、
ミクロネゴスの強みは多様なアペラシオンから造られる
ワインのバラエティー。
でも、ただやみ雲にあちこちの栽培農家からブドウを買
っているのではなく、よく知る信頼のおける農家から、
最低でも樹齢35年を超える、古樹ブドウにこだわって買
い付けています。
またそれらのブドウは、認証のある無しにかかわらず、
基本的にビオディナミや有機農法にて栽培されたもので、
しかもそれらのほとんどの畑に自身も出向き、土や樹の
手入れを手伝っているといいます。
さらに当然のことながら、収量も低収量にこだわり、
グラン・クリュで28hl/ha、最もベーシックなACブルゴ
ーニュでも45hl/haと、健全で完熟したブドウのみを使
用しているのです。
そんな「パスカル氏」の生産者としての原点的存在で、
薫陶を受けたとされるのが、かの神様「故アンリ・ジャ
イエ翁」。ご近所同士であったことから親交を持ち、
ワイン造りについて様々な助言を受けたとされます。
そういう意味では、パスカル氏も数多い(?)アンリ
・ジャイエの弟子の一人と言えますが、全て教えに従
っているのではありません。
一例を挙げると、白ワインでは、ジャイエ流100%除梗
ではなく、全房発酵。赤でもワインやヴィンテージに
よって、80~95%除梗としています。
その理由は、ワインによっては100%除梗しない方が、
よりフルーティな香りになるからとのこと。また近年
ではクリストフ・ルーミエやドミニク・ラフォンとも
親交を深め、彼らから得たヒントをワイン造りに反映
させてもいます。
こうして、ミクロネゴスの強みである、バラエティに
富んだアペラシオンとそれぞれのテロワールを重視し
たワイン造りにより、ジャイエ流だけではなく、パス
カル流のスタイルの確立を模索し続け、日々進化して
いるのです。
そして、現在ではブルゴーニュだけでなく、チリ、
カリフォルニア、カナダ、オーストラリアなどで醸造
コンサルタントとして活躍、それぞれのテロワールに
基いたワインを、自身の信念に沿って生み出していま
す。
さらに、パスカル氏はパスカル・マルシャンの一連の
ワインを流通させるため、やはりカナダ人で古くから
の盟友である「モレ・ターズ氏」と共同で会社を立ち
上げ、[マルシャン=ターズ]の名をラベルに表記する
こととしました。
そして、2011年1月1日から、醸造所とカーヴをニュイ
・サン・ジョルジュに構え、コート・ド・ニュイと
コート・ドボーヌ全域からパスカル・マルシャン・ブ
ランドのワインを生むことで、より一層の発展を目指
しています。
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