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【連載 Wine&History】全てはグラスの底から -ワインと歴史-

【連載】全てはグラスの底から -ワインと歴史-
Episode2 : 【ワインとチーズの相性はいつ頃から知られていた?】
今回のキーワード
イリアス
オデュッセイア
ホメロス
トロイ
ワインとチーズ
叙事詩
「イリアス」と「オデュッセイア」
古代ギリシャの叙事詩である「イリアス」と「オデュッセイア」は紀元前8世紀頃に詩人のホメロスが作ったとされ、トロイの木馬や英雄アキレウスの活躍などの話が有名である。トロイは長い間、伝説であり実在しなかったと考えられていたが、子供の頃に本で読んだ神話に書いてあったトロイは実在すると夢見たドイツ人考古学者シュリーマンによって発掘され、実在したことが確認されている。この古代の叙事詩の中にも、ワインに関する記述がある。

「トロイが滅亡した後、オデュッセイアは部下と船で脱出し、途中、暴風雨のために漂着した島で、一つ目の巨人に遭遇した。力ではかなわないため、知恵を絞ったオデュッセイアは、ワインとチーズを利用して巨人をベロベロに酔わせて寝かせて、真っ赤に焼いたオリーブの木を一つ目に突き刺して潰して退治した。

この頃から、ワインとチーズの愛称は知られていた、ということでしょうか・・・。


ワインと合わせたい美味しいチーズのおつまみ!
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