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ドメーヌ・ヌーメイヤー
「北部アルザスの繊細な味わいを表現するオーガニック・ワイン」

ドメーヌ・ヌーメイヤー

ドメーヌ・ヌーメイヤーとは?

ドメーヌ・ヌーメイヤーはフランスのアルザス地方北部、バ-ランのモルスハイム村で1925年創業、4世代に渡りこの地でワイン造りを行う、家族経営のワイナリーです。

現在の当主兼醸造責任者のジェローム・ヌーメイヤー氏は1984年生まれの若い世代で、柔道を長年愛し、何度か来日経験もあり日本通でも知られています。

妹のマリーがワイナリーでの運営、輸出業務関係を担当し、兄を支えています。

ワインは全て自社畑のブドウを使用、北部の古くからの銘醸畑のグランクリュ・ブリュ―デルタールを所有、主な畑の土壌は粘土石灰岩。

ワイナリーでは全ての畑で有機栽培によるブドウ栽培を行い、有機ワインの認証を取得、2021年からはビオディナミ農法のBiodyvin (ビオディヴァン)認証も取得。フランス国内のレストランを中心に、ローカルでもファンが多いワイナリーです。

アルザスの特徴 〜白ワインの銘醸地からピノ・ノワールの産地としても近年注目を集める人気産地〜

ドイツと国境を接するアルザス地方のブドウ畑は、ヴォージュ山脈の東側斜面を背にして、南北約100キロの細長い産地の中に、標高平均200mから400mの丘が連なる山脈麓に広がっています。

AOCにおける格付けは、生産量の70%を占める白ワインを中心としたAOCアルザス、エデルツヴィッカーやジョンティのような伝統的なブレンドワインもここに入ります。

全体の5%程度、主に中世の時代からの歴史的背景、地質学的および気候的な厳しい条件を満たす51のテロワールがAOCアルザス・グラン・クリュとして認められています。

南北約100キロにおける差による気候的な特徴、標高、斜面の向き、異なる地層年代、パッチパークのように様々なタイプの土壌によるグラン・クリュは、狭い産地の中でも驚く程多様な味わいの変化ももたらします。

グラン・クリュとして認可されている品種は、長い歴史において、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカの白の4品種のみでしたが、長い年月の議論を経て、ついに2022年ヴィンテージ以降、一部のグラン・クリュの畑で、赤のピノ・ノワールも認可されるようになり、世界中からの注目を集めています。

ドメーヌ・ヌーメイヤーの畑の特徴、栽培&醸造について

ドメーヌ・ヌーメイヤーはバ-ランのモルスハイム村に畑を所有。ワインは全て自社畑のブドウを使用、北部の古くからの銘醸畑のグランクリュ・ブリュ―デルタールを所有、主な畑の土壌は粘土石灰岩。は収穫は全て手摘み、ワイナリーが所有する全ての畑で有機栽培によるブドウ栽培を行い、有機ワインの認証を取得、2021年からは新しい取り組みとして、ビオディナミ農法も実践しており、2021年よりiodyvin (ビオディヴァン)認証も取得。

ビオディヴァンは、フランスで1995年に設立されたビオディナミ農法を実践するワイン生産者による組合です。
加盟するワイナリーが多いデメター認証と同じように、ビオディナミ農法の理念や原則が遵守されています。

Biodyvin (ビオディヴァン)認証はビオディナミ農法を実践していることに加えて、有機認証の取得、ワイン試飲審査など独自の審査があり、認証取得は簡単なものではありません。

※Biodyvin (ビオディヴァン)認証はワイナリー全体に対しての取得となり、ボトルにロゴは印字しておりません。

醸造はワインのタイプに合わせて、ステンレスやいくつかのサイズの古樽等を使い分けています。

ワインキュレーションとのコラボ、”エデルツヴィッカーJについて”

フランス屈指の美食のエリアであるアルザス出身で、飲食業界での経験もあるジェロームさんが2010年に来日の際に、「日本の食文化が知りたい」と言われ、様々なジャンルの日本食を一緒に食べ歩きました。
日本の食文化の豊かさに感動され、その際に、「日本人の味覚に合うブレンドワインを一緒に作りたい。」というアイディアによって、オリジナルワインを造ることが決定。

アルザスワイン担当がアルザスに行き、原酒を一緒に試飲、ブレンド比率を決定、ジェロームさんにそのあとの醸造は託すコラボレーションによるブレンドワイン造りがスタート。

2011年が初ヴィンテージで、「エデルツヴィッカー "J"」が生まれました。「エデルツヴィッカー」はアルザスにおいて伝統的なブレンドワインの名称。年によって気候も変わるので、そのヴィンテージのキャラクターを表すためのワイン、醸造家のブレンドのセンスが試されるワインでもあります。使う品種はその年によって異なることが多いのですが、「エデルツヴィッカー "J"」は主にピノ・グリやオーセロワ、ピノ・ブランをベースに、リースリング、ゲヴュルツトラミネールやミュスカ等を年によって品種や比率を変えて造り出しています。

ワイン名の”J”はジェロームさんの頭文字と日本のJaponの頭文字をとって、お互いをリスペクトする意味でこの名前にしました。

表ラベルも半分はワイナリー、半分はワインキュレーションによるデザインで構成されています。

私たちにとっても特別なワインです。毎年の醸造ではありませんが、1〜2年おきにリリース、お客様も長年楽しみにされている方が多いワインです。

※商品情報は、現在の商品ページと異なる場合がございます。詳細は商品ページでご確認下さい。