素敵なラベルデザインのワインたち
ドメーヌ・サン-レミィ
あなた好みのワインを見つける6つの扉

ドメーヌ・サン-レミィ
「ビオディナミ農法×テロワール×歴史・伝統を映し出す極上のアルザスワイン!」

ドメーヌ・サン-レミィ

Domaine Saint-Remy (ドメーヌ・サン-レミィ)とは?

ドメーヌ・サン-レミィは1725年に創業の歴史ある家族経営のワイナリーです。フランス、アルザスのコルマールからもさほど離れていない、ヴェトルスハイム村にワイナリーはあります。南北に縦長のアルザス地方の中でも、比較的南部に位置する温暖なエリアです。

現在7代目の当主、醸造長のフィリップさんを中心として、アーティストでもあり、ワイナリーのラベルのデザインも手掛ける奥様のコリーヌさんが広報を中心にワイナリーの運営を担い、息子のフロリアンさんと娘のマルゴーさんが父母の仕事を受け継いでいます。時々、おじいさんとおばあさんも畑のお手伝いをするなど、一家のチームワークは抜群です。ワイナリーに転機が訪れたのは2010年。この年より有機栽培に転換、続けてビオディナミ農法にも転換し、現在はデメター認証を取得しています。

ワイナリーはカイザーベルク、エギュシュハイム、アメルシュウィアー、トゥルクハイム、ヴァルバック等の村の優良な区画に複数の畑をトータル約24ヘクタール所有しています。グラン・クリュの畑は51あるアルザスのグラン・クリュの中でも、特に長い歴史があり一流とされる、シュロスベルグ、ブラント、ゴールデール、ヘングストといった、アルザスワインファンにはたまらないオー-ランにおける著名な畑を複数所有。

伝統を大切にしながら、優良な区画、畑で栽培されたブドウから、それぞれのテロワールの個性を大切にしたワインが造りだされています。グラン・クリュを中心に数々の高評価を受けているワインを生み出すこの地を代表するワイナリーのひとつです。

アルザスの特徴 〜白ワインの銘醸地からピノ・ノワールの産地としても近年注目を集める人気産地〜

ドイツと国境を接するアルザス地方のブドウ畑は、ヴォージュ山脈の東側斜面を背にして、南北約100キロの細長い産地の中に、標高平均200mから400mの丘が連なる山脈麓に広がっています。AOCにおける格付けは、生産量の70%を占める白ワインを中心としたAOCアルザス、エデルツヴィッカーやジョンティのような伝統的なブレンドワインもここに入ります。

そして近年人気が高いAOC クレマン・ダルザス。全体の5%程度、地質学的および気候的な厳しい条件を満たす51のテロワールがAOCアルザス・グラン・クリュとして認められています。南北約100キロにおける差による気候的な特徴、標高、斜面の向き、異なる地層年代、パッチパークのように様々なタイプの土壌によるグラン・クリュは、狭い産地の中でも驚く程多様な味わいの変化ももたらします。

グラン・クリュとして認可されている品種は、長い歴史において、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカの白の4品種のみでしたが、長い年月の議論を経て、ついに2022年ヴィンテージ以降、ヘングスト、キルシュベルグ・ド・バールの2つのグラン・クリュの畑で、赤のピノ・ノワールも認可されるようになったのです。当店は北部(バ-ラン)からはドメーヌ・ヌーメイヤー、南部(オー-ラン)からはドメーヌ・サン-レミィのワインを独自輸入しています。

ドメーヌ・サン-レミィが所有するグラン・クリュとその栽培品種。〜アルザスを代表する著名なグラン・クリュを4つも所有〜

【シュロスベルグ】古生代の地質年代で花崗岩が中心の土壌。初めてアルザスでグラン・クリュに認可されたことでも知られていますが、伝統的に古い地層年代と相性がいい繊細なリースリング種を栽培。

【ブラント】古生代の花崗岩土壌が中心。主にピノ・グリ種を栽培。ワイナリーの所有するブラントの区画は非常に風が強く、南のエリアにあっても重すぎないエレガントなスタイルの味わいとなる。

【ゴールデール】ジュラ紀の粘土石灰質土壌。アルザスにおいて、ゲヴュルツトラミネール種の最良のグラン・クリュのひとつと言われる。華やかでゴージャスなアロマが特徴的。

【ヘングスト】第三紀の粘土石灰質土壌。ゲヴュルツトラミネール等の白品種以外に、ピノ・ノワール種を栽培。ピノ・ノワール種は長年、グラン・クリュの畑に栽培はされているものの、認可されずグラン・クリュをラベルに表記することはできなかった。

長年の議論の末、ようやく2022年より初めてアルザスのグラン・クリュとして2つの畑が認可された。北部の畑ひとつ以外にこのヘングストのみということから、いかに特別な畑かが分かる。

単品ワイン
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