無清澄、無濾過のため、滓が発生することがあります。
ブドウ由来のため、人体に害はありませんので、安心してお飲みください。
飲む前に立てて保管し、注ぐ時は滓を下にためて静かにサービスしてください。
※品切れの際、至急インポーター様の在庫を確認し、
補充いたしますが、終売の場合は何卒ご容赦ください。
Family Bauer Baerig Alte Reben [2022] |
■色・容量: |
白750ml |
■ALC: |
11.5% |
■ブドウ品種: |
グリューナーヴェルトリーナー、ローターヴェルトリーナー |
■産地: |
オーストリア−ヴァグラム |
■味わい: |
ライトボディ |
■ラベル表示: |
酸化防止剤(亜硫酸塩) |
これぞヴァーグラムらしいブレンドワイン★グリューナーヴェルトリーナー種、ローターヴェルトリーナー種のオレンジワイン!
[ファミリーエ バウワー / ベーリッヒ - アルテ・レーベン 2022]
このワインを造るのは、ヨーゼフ・バウワーを当主とし、彼の妻エヴァ・マリアと共に営む家族経営のワイナリー、
ファミリー エ バウアーです。
1794年にはすでに、混合農業と言われる、他の農業と共にブドウ栽培が行われていたと文献に記載されていたほど、
代々続く歴史のあるワイナリーです。
転換期は、1983年からワイン醸造へと中心に移っていた頃と、
現当主のヨーゼフが2001年にワイナリーを継ぎ、品質の大改革を行った頃です。
ブドウ畑で化学肥料や殺虫剤等を使わない、自然の農法へシフトし、
ブドウの木に悪影響を与える害虫を防ぐ捕獲生物が最も住みやすい環境を造り出すためにカバークロップを導入しました。
これによって、土壌を活性化しワインに大きく反映する生物多様性を存分に開花させたのです。
また、このワインが造られるヴァグラムは、
アルプス山脈からの北風と南東のパンオニア平原からの暖かいそよ風が交わる地点で、
それがブドウ栽培にとって完璧な微気候を生み出します。
ブドウの成長期には、日中は暖かく乾燥していますが、
夜間はだいぶ涼しくなることでブドウの特徴ある風味をより強化します。
ヴァグラムと言えば、主な土壌がたい積系のレス土壌。
土壌構成は区画によって異なりますが、中心になるのはレス土壌です。
最終氷期(10万年前から始まり1万年前に終了した)に何層にも吹き飛ばされ、
海洋堆積物と沖積砂利で下層土を覆い、この土地の土壌を形作っています。
今日でも貝殻やカタツムリの化石を見つけることがあるそうです。
この貴重なミネラル構成物のおかげで、レス土壌は栄養的にバランスの取れた堆積物を作り出しているのです。
そしてこの大変細かく、毛細血管のような土壌は保水性にとても優れています。
このことはブドウの木の根をより深くまで伸ばし、水分と栄養素をいつでも十分に供給できる状態にします。
このワインに使われる品種は、ヴァグラムではおなじみの白ワイン用品種、グリューナーヴェルトリーナー種、ローターヴェルトリーナー種のブレンド。
特にローターヴェルトリーナー種はこのエリアではよく栽培されている品種。非常に古い品種として大切に栽培されています。
畑はヴァグラム、グロスリーデンタール。標高310-320m、土壌はレス土壌。植樹されたのは1956 年と1970年と古く、ワイン名にアルト・レーベンとついている由来です。
化学肥料や殺虫剤等を使わない、自然環境にやさしい農法を実施。収穫はすべて手摘み。
スキンコンタクトを行う期間は、48時間と長く、しっかりとオレンジワインとしての要素を得ています。野生酵母使用、マロラクティック発酵あり、清澄なし。
醸造はステンレスタンクを使用。
味わいは、柔らかい酸味、軽やかでふくよかな広がり、うまみたっぷりの凝縮感で深み・奥行のある味わい。
煮物や蒸した和食、中華にも合いそうな食事のお供に活躍してくれそうなワインです。
家族のたっぷりの愛情と共に、丁寧に造られた優しい印象のワインです。
是非、食中酒として、気軽にお楽しみいただきたいワインです!