
ピエモンテの超稀少品種≪ナシェッタ≫!!
柑橘系フルーツにアカシアの花、加えて、麦わらの特徴的なアロマが満載!!
シーフード全般やフレッシュチーズ、また白身の肉と相性抜群!!
[ブライダ・ラ・レジーナ・ナシェッタ 2022
この白ワインを産み出す、≪ナシェッタ≫という品種は、ピエモンテ州のランゲとクーネオ地域の
古い原産のブドウ品種。栽培が難しく生産量が安定しないという理由から次第に作られなくなり、
この地域の主要白ブドウ品種はアルネイスやシャルドネへ移り変わって行きました。
栽培する生産者もほとんど無くなり、絶滅寸前状態だったのですが、
近年、次第に見直され、今では生産本数は約20万本にまで復活を遂げています。
他の品種とブレンドされることはほぼ無く、通常単一品種で仕込まれます。
鵜熟成をするケーズもありますが、このワインはステンレスタンクで発酵、熟成されています。
『柑橘系、りんご、梨、アカシアの花、加えて、麦わら、グレープフルーツといったナシェッタの
特徴的なアロマが完璧に引き出され、さらに特有のミネラルの印象が広がり、
やがて、火打ち石を思わせる香りへと変化していきます。』
シーフード全般やフレッシュチーズ、また白身の肉と合わせますと軽快な酸味が肉の脂肪分を和らげ、
風味を引き立てるでしょう。
造り手の[ブライダ社]は、ピエモンテ州の人口1400人余りの小さな村[ロッケッタ・ターナロ]に本拠を置きます。
豊かな自然に恵まれ、夏は暑く、冬は寒いという大陸性気候で、砂質と粘土質が同程度の土壌のため、
ワイン造りに適しています。
創業者のジャコモ ボローニャ氏は、天才的な感性を持った醸造家でした。
彼は酸が強く安売りされがちだったバルベーラを、畑の改良とバリックによる熟成で、
味わい深いワインへと昇華させ、今では、≪現代バルベーラの最高峰≫とも評されています。
近年の地球温暖化への対応として東や北向きの畑を新たに購入するなど、[ブライダ社]の挑戦は続いています。