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オーストリアの屈指の人気産地★カンプタールにおける、新たな注目生産者のヴェスリのワインのご紹介です！

[ヴェスリ　グリューナー・フェルトリーナー・ランゲンロイス 2020]

現オーナーであるデイヴィス・ヴェスリはオーストリアのワイン生産の代表産地の一角、カンプタールに魅せられた一人で、 足しげくカンプタールに通う内にこのワイナリーを所有していたソンマリャー家と知り合い、意気投合。 2011年にワイナリーを購入するとともに「ヴェスリ」に改名し、新体制のもとでスタートしました。 除草剤や化学肥料は1990年から使っていません。

所有する畑は30ha。グリューナー・ヴェルトリーナーとリースリングを栽培しています。 土壌は大部分がロス(黄土)ですが、一部角閃岩や石灰岩も見られる。ブドウは全て手で収穫され、 空気圧式で全房を丁寧にプレス。その後、温度管理機能付きのステンレスタンクで天然酵母により 自然発酵が始まります。熟成は区画ごとに行われステンレスタンクと一部の上級キュヴェには古い大樽も用いられています。

このワイン、ランゲンロイスは、カンプタール地方のランゲンロイス村周辺の11haの畑のブドウを使用。 ランゲンロイス村はこの地区で最も重要なエリアであり、醸造所があるのもこちらの村です。 標高は250-280m、南向きのロス土壌の畑。樹齢は平均30年。フェリックスに使用されるブドウに比べて平均樹齢が古いため、 しっかり地下まで値を張り、より深い味わいとなっています。醸造にはステンレスタンクを使用。熟成はステンレスタンクで6ヶ月。

「オレンジの皮、ハーブ、そしてリンゴのニュアンスを持つ優しく繊細なアロマ。ふくよかで豊かなミネラル感、生命力にあふれ、 繊細ながらもスケール感がある味わい。フレッシュな果実味で、余韻も軽やかに長く続きます。 飲みごたえのあるミディアムボディ。ハーモニー(調和)が取れていて、完成度が高いワインです。」

ヴェスリが手掛けるランゲンロイス村のテロワールを表現した傑作、スケール感もありながら、非常にエレガントです。 フェリックスが若々しく力強いワインなら、こちらはワンランク上の落ち着いた複雑味あるエレガントな味わい。 ニュートラルに様々なお料理を引き立ててくれる、食中においてもお薦めのワインです。 是非、お試しくださいませ。