オーストリアにおけるワイン造りの中心産地の中でも特に人気産地★カンプタールの大注目の生産者・ヴェスリ!
1679年まで歴史をさかのぼることができる老舗醸造所を購入し、2011年からヴェスリに改名、2015年から自然栽培に転換。
果実の暖かさや濃厚さといったカンプタールの魅力を持ちながら、
あくまでもエレガントでピュアな酸とミネラルが光るヴェスリの個性を存分に味わえます!
主にレス(黄土)土壌ではぐくまれる、これぞこのエリアのグリューナー・ヴェルトリーナー!
普段のお食事に、ワンランク上の味わい&エレガンスを!
[ヴェスリ / VESZELI]
畑の土壌がよくわかる写真。カンプタールの典型的なレス(黄土)土壌。独特なミネラル感を生み出す。
オーナー兼、醸造責任者のデイヴィット・ヴェスリ。2015年から自然栽培に転換。
オーストリアの屈指の人気産地★カンプタールにおける、新たな注目生産者のヴェスリのワインのご紹介です!
[ヴェスリ グリューナー・ヴェルトリーナー・フェリックス 2021]
ワイナリー、畑があるカンプタール地方は、冷涼なイメージがあるオーストリアにおいて、
比較的温暖で降水量もヴァッハウに比べると多めで、分厚いレス(黄土)が堆積する比較的肥沃な土壌を持つことから、高い温度を好み渇水を嫌うグリューナー・ヴェルトリーナー種にとってまさに理想の産地と言えます。
ほどよくボリューム感、温かみを感じられるふくよかな味わいのグリューナー・ヴェルトリーナーは世界中のワイン愛好家を魅了する人気産地です。
ブリュンデルマイヤー、ユルチッチ、ロイマー、シュタイニンガー等のスター生産者でひしめきあうカンプタールにおいて、
1679年まで建物の歴史をさかのぼることができる、この地の老舗、ソンマリャー家から2011年にワイナリーを購入し、改に【ヴェスリ】の
ワイナリー名に改名して始めたのが、現在オーナー兼醸造責任者のデイヴィット・ヴェスリ氏。
ヴェスリのワイン造りの根底にあるのは、従来よりソンマリャー家が行ってきた自然なブドウ栽培にサスティナビリティの
概念を取り入れた「テラファクトゥム」という独自のコンセプト。ワインの個性が形成されるのは畑であるため、
そこに息づく多様な生物を育み尊重することが品質に直結すると考えるそうです。
除草剤や化学肥料は1990年から使っておらず、現在はビオディナミ農法にもチャレンジしていて、これからの成長が楽しみなワイナリーです。
所有する畑は30ha。グリューナー・ヴェルトリーナーとリースリングを栽培しています。
土壌は大部分がレス(黄土)ですが、一部角閃岩や石灰岩も見られます。ブドウは全て手で収穫され、
空気圧式で全房を丁寧にプレス。その後、温度管理機能付きのステンレスタンクで天然酵母により
自然発酵が始まります。熟成は区画ごとに行われステンレスタンクと一部の上級キュヴェには古い大樽も用いられています。
このワイン、フェリックスは、カンプタール地方のランゲンロイス村周辺の4haの畑のブドウを使用。
標高250m、南東-南西-南向きの大部分がロス土壌の畑です。樹齢は平均10年。醸造にはステンレスタンクを使用。熟成はステンレスタンクで6ヶ月。
「魅力的なスパイスやペッパー、豊かな柑橘系のフルーツのアロマ。味わいはドライでリッチ、
力強いミネラル感と丸みを帯びた酸味、とんかつ等の豚肉が食べたくなるようなボリューム感もある
ふくよかな味わいです。」ヴェスリが手掛けるエントリーワインですが、高級ワインを思わせる品の良さもあります。
低めのアルコールなので、ライトなタイプのワインかと思いきや、力強さや緻密さもしっかりある飲みごたえ抜群のワインです。
是非、お試しくださいませ。