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Hering Gewurtztraminer Grand Cru Kirchberg Clos Gaensbroennel[2020] |
■色・容量: |
白750ml |
■ALC: |
14% |
■ブドウ品種: |
ゲヴュルツトラミネール100% |
■産地: |
フランス−アルザス地方 |
■味わい: |
やや辛口〜やや甘口 |
■ラベル表示: |
酸化防止剤(亜硫酸塩) |
これは超希少なワインです!!
ヘリングファン、アルザスワインファンのみなさま、お見逃しなく!!北部アルザスのゲヴュルツトラミネール種と特に相性がいい銘醸グランクリュのワインといえばこちら!
〔へリング ゲヴュルツトラミネール キルシュベルク・ド・バール クロ・ゲンズブロネッル 2020〕!!
アルザスはパッチワークのように、地層年代や土壌の異なる畑が複雑に広がります。特にグランクリュは51もあるので、そのひとつひとつの味わいを知り尽くすのは簡単なことではありません。もちろん、51あるグランクリュの畑の中でも、昔からの銘醸中の銘醸畑がいくつかあります。また、そのような古くからの銘醸畑は相性のいいタイプの品種も明確です。そのような畑の中でも、ゲヴュルツトラミネールのための最上の畑のひとつといえば、このキルシュベルク・ド・バール はその最良の例!!
地層年代はブルゴーニュと同じジュラ紀、土壌は、軽い石灰泥灰質。もともと酸味が穏やかなことがゲヴュルツトラミネールの品種の特徴で、適度に酸味の引き締まりを与えてくれる石灰質とは好相性。しかも水はけがいいので、比較的カビの影響が少ない好条件です。さらに、このキルシュベルクの中でも斜面の下の方の一区画がこのクロ・ゲンズブロネッル。古くから名高い、まさに真のグランクリュ。土は軽いにも関わらず、地下水脈の影響から適度な涼しさと湿度が保たれ、固い石灰質の割には、滑らかさや柔らかさ、ストレスの少ないスケールの大きな味わいが生まれます。北部アルザスという、比較的冷涼な気候も華美になりすぎない、上品なゲヴュルツトラミネールの味わいをうみ出します。
また、除草剤などを使わない栽培方法を実践、自然酵母を使用し、SO2の添加は最小限にしていることも、よりテロワールの個性を引き出しているといわれます。その年の気候によっては、ほのかに残糖感が残ることがあり、ヴィンテージ毎の味わいがストレートに楽しめます。北部ならではの、繊細で華やかなゲヴュルツトラミネールといえば、このワインは本当におススメです。アルザス産の有名なチーズ、マンステールとの相性はもちろん、少しクセのあるチーズ全般、また食事にもあわせやすいタイプで、繊細な中華などと特に好相性。
アルザス担当の私も、このグランクリュのゲヴュルツトラミネールは大ファン。知る人ぞ知る、格上のグランクリュ、非常に希少なワインなので、手に入れた方は幸運です。ちなみにこのワインについているキュヴェ名の「キュヴェ・デ・フリマ」は「ガチョウの泉」という区画名から。かつて地下の水源から湧き出た泉にガチョウが集まったことに由来。是非お試しください。
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ヘリング醸造所は180年以上にわたって北部アルザスのバール村でワイン造りに携わってきました。5代目のジャン・ダニエル・ヘリングは、優れた畑のテロワールをより明確にするため、1999年に除草剤の使用を中止。土中の微生物の活性化とブドウの自己免疫力の強化をするために自然栽培を実践、ブドウが土壌のミネラルを完璧に表現できる環境を整えています。また、ブドウとテロワールの間にあるつながりを途切れさせないように、醸造においては自然酵母を用いて発酵させ、SO2の添加も極力控えています。