
[もうひとつのカリフォルニア版ロマネ・コンティ]!!
自らの息子の名前を冠したフラッグシップ・キュベ!!
自社畑を中心にサンタ・マリア・ヴァレーのテロワールを表現!
ロマネ・コンティもカレラも使う高級樽の新樽で仕込まれた贅沢なキュベ!!
[オー・ボン・クリマ・ノックス・アレキサンダー・ピノ・ノワール 2020]
写真左)身長190センチ近くあり、トレードマークである長い髪をもち、まるでロックン・ローラーのような風貌が印象的なジム・クレンデネン氏。日本通でもあった氏は2021年5月67歳という若さで他界しました。一度だけ一緒に居酒屋で飲む機会がありましたが、時々の流行に左右されず、一貫して繊細で優美なワインを造ってきた自信がうかがえました。
写真右)1998年に誕生したノックスさん。素敵な青年になり、姉のイザベルさんと一緒にワイナリーを続けています。
「ビエン・ナシード・ヴィンヤード」の標高の高い特別な区画(Block11)は、北西を向いた急斜面で、1997年に植樹した50%ディジョン・クローン(667, 777)と、50%伝統的なカリフォルニア・セレクションズ・クローン(115, 2A, Swan, Jackson)を使用しています。エレガントで旨味、深みのあるワインとなります。
「ル・ボン・クリマ」は、1998年に購入した約40haの畑で、ビエン・ナシード・ヴィンヤードからシスコック・リヴァーを挟んで南側に位置し、海からの距離はほぼ同じです。ジム・クレンデネン自身が収量の少ない台木、接穂するクローン、植樹間隔、灌漑方法などを選んでいます。水はけの良い、栄養分の少ない、ほとんどが斜面の畑で、当初からオーガニック栽培で、2003年にオーガニックの認可がおりています。ノックスに使うBlock2は南西を向いた斜面で早朝海から上がる霧の影響を受け涼しく、筋肉質で力強く、かっちりとしたワインとなります。
ブルゴーニュ的なカリフォルニア・ピノ・ノワールの先駆者として、超有名なる造り手!それが[オー・ボン・クリマ]です。
今は亡き巨匠、アンリ・ジャイエのもとで修行し、ブルゴーニュスタイルをカリフォルニアにもたらし、今もその素晴らしい味わいで、世界中を魅了する造り手で、あの[カレラ]と並び、『もうひとつのカリフォルニア・ロマネ・コンティ』と言われてもいます。
創業者であるジム・クレンデネン氏は残念ながら2021年に67歳という若さで他界してしまいましたが、その名声は永遠にワイン業界史に刻まれています。現在は、娘(イザベル)と息子(ノックス)が跡を継ぎ、素晴らしいワインを造り続けています。
今回ご紹介するのは、息子のノックスさんの誕生を記念して1998年から造られているフラッグシップワインです。
[イザベル]がカリフォルニア各地の最高の畑を集めて作っているのと違い、[ノックス]は、本拠地であるビエン・ナシード畑や自社畑であるル・ボン・クリマ畑などのブドウを使い、サンタ・マリア・ヴァレーのテロワールを表現したワインとなっています。2020年からは、新たにビエン・ナシード近隣の[ランウェイ畑]が加わっています。
その味わいは
『スパイシーで、やや黒系のチェリー、瑞々しいラズベリー、ドライ・ハーブのアロマ、土のニュアンスが凝縮された味わい。しっかりとしたタンニンに縁どられ、果実の凝縮感から力強さを感じられるとともに、エレガントな酸とミネラル感、様々なスパイスが幾重にも現れています。香り立つバラの香りは、一呼吸するたびに鼻腔に満ちて幸福感にいざなってくれます。前菜ならテリーヌ、メインディッシュなら上質な熟成肉や鴨などの赤いお肉との相性も抜群です!』
それが、
[オー・ボン・クリマ・ノックス・アレキサンダー・ピノ・ノワール 2020]!!!
造り手である[オー・ボン・クリマ]は、カリフォルニアのピノ・ノワール先駆者ともいえるジム・クレンデネン氏が1982年に設立し、すでに40年もの実績をもつピノ・ノワールの世界で先駆的な役割を果たしてきたワイナリーです。
1982年の創業ですが、世界屈指のワイン評論家であるロバート・パーカー氏が1989年、1990年と2年連続して【世界のベスト・ワイナリー】の1つに選んだことに始まり、その名声は世界中を駆け巡ります。
さらに1992年には、[ロサンジェルス・タイムズ]紙の選ぶ【ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー】、2001年にも[フード・アンド・ワイン・マガジン]誌の【ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー】の称号を獲得!!。
さらにイギリスの長老ヒュー・ジョンソン氏も、世界のワイン教科書ともいえる代表著書[ワールド・アトラス・オブ・ワイン]にて『(南セントラル・コースト地区で)最もエキサイティングなワイナリー』と評価するほか、やはりイギリスの著名評論家であるオズ・クラーク氏も世界中から厳選した50の【ニュー・クラシック・ワイン】のひとつと生産者と位置づける、まさにカリフォルニアを代表するピノ・ノワールおよびシャルドネの生産者となりました。
2004年には、この凄腕ワインメーカーはドイツの有名なるワイン雑誌[ワイン・グルメ]にて【ワイン・メーカー・オブ・ザ・ワールド】に選ばれ、そして2007年にはアメリカの飲食業界で最も権威ある財団[ジェームズ・ビアード財団]の【アメリカ飲食業界の人名録(Who's who of Food and Beverage)】に殿堂入りを果たしているんです。この人名録に載るのは至極名誉なことで、全米のワイン関係者やレストラン関係者、ジャーナリストなどの中から毎年6人程度しか選ばれず、1984年から続く37年の歴史の中で、わずか273人のみが名前を連ねる非常に名誉ある人名録です(2021年現在)。
また、世界で最も有名かつ最難関の試験であるマスター・オブ・ワインのテースティングで、オー・ボン・クリマのピノノワールを多くの人がブルゴーニュのコート・ドール地方のグランクリュと思い込み、中にはロマネ・コンティだと信じて疑わない人もいたというエピソードも残っています。そんな数々のエピソードの積み重ねから、カレラに並び、『もうひとつのロマネ・コンティ』と呼ばれるようになったのです。
残念ながらジム・クレンデネン氏は2021年に他界しましたが、息子のノックスと娘のイザベルが後を継ぎ、現在も家族経営を貫いています。