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「アメリカワイン」主要産地別の特徴とおすすめの代表的な銘柄|産地別に味・風味の違いがわかる

「アメリカワイン」主要産地別の特徴とおすすめの代表的な銘柄|産地別に味・風味の違いがわかる


本記事はワイン初心者の人に向けて、アメリカワインの主要産地別にワインの味・風味の特徴や代表的な銘柄について簡潔に紹介しています。
目次

1.アメリカワインについて

アメリカワインは、全体の約90%が温暖な気候の「カリフォルニア州」で生産されていて、ブドウが良く熟すので「酸味が少なく、果実味の強いワイン」が多い傾向にあります。

しかし、国土の広いアメリカにおいて、ワインの生産地はカリフォルニア州だけではありません。

同じブドウの品種でも産地によって熟し方の違いがでて、「味わい」が大きく変わることから、まるっきり味わいの違う多種多様なワインが存在します。

そもそものアメリカワインの選び方を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

2.アメリカワインの主要産地別の特徴

アメリカワインの主要な産地は「ワシントン州」、「オレゴン州」、「カリフォルニア州」、「ニューヨーク州」の4つです。

〈アメリカワインの主な産地別のワインの特徴〉
産地 ワインの特徴
カリフォルニア州 ・ワインの特徴
温暖な気候のカリフォルニア州では、ブドウが良く熟すので「酸味が少なく、果実味の強いフルボディのワイン」が多い傾向にあります。

・こんな方におすすめ
「濃厚でコクのある味わい」が好きな方や「肉料理と合わせたい」方
ワシントン州 ・ワインの特徴
ワシントン州は温暖・冷涼の両方の気候特徴を持ち合わせています。
よって、ブドウは程よく熟し、豊かな果実味としっかりした酸味が特徴のバランスの良い味わいのワインが仕上がります。

・こんな方におすすめ
「さまざまな料理に合わせたい」方や「ワイン単体で楽しみたい」方
オレゴン州 ・ワインの特徴
オレゴン州は冷涼な気候の産地に分類され、ブドウが熟しすぎず、「芯のある酸が特徴のエレガントなワイン」が多い傾向にあります。

・こんな方におすすめ
「濃すぎない上品な味わい」が好きな方や「ワイン単体で楽しむよりも食事と合わせたい」方
ニューヨーク州 ・ワインの特徴
年間を通して寒いわけではありませんが、冬は氷点下まで気温が下がり、寒さが非常に厳しくなります。
そのため、「キレのある酸が特徴のフレッシュなワイン」に仕上がります。

飲み口はライト~ミディアムボディとやや軽やかなものが多いです。

・こんな方におすすめ
「さっぱりとした爽やかな味わい」が好きな方
以下ではアメリカ全体のおすすめワインを紹介しています。

濃厚なワインといえば!カリフォルニア州

カリフォルニア州は「地中海性気候」に属し、温暖な気候です。
そのため、全体的な特徴として、ブドウが良く熟し、「酸味が少なく、果実味の強いワイン」が多いです。

加えて、フルボディでパワフルな飲み応えがあり、 「濃厚でコクのある味わい」が好きな方や「肉料理と合わせたい」方 どちらにもおすすめです。

おすすめの「代表的な銘柄」
●オーパス・ワン

ただし、カリフォルニア州は国内で3番目に広い州であり、エリアによってさまざまな特徴を持つワインが生産されます。

例えば、カリフォルニア州の内陸部に位置するナパ・ヴァレーは、典型的な地中海性気候となり、カリフォルニアらしいワインが造られます。

一方で、沿岸部に位置する「セントラル・コースト」や「ソノマ」などの一部エリアは太平洋を流れる寒流の影響を受け、冷涼な気候になり、ブドウが熟しすぎず、エレガントな酸を持つワインになります。

味わいのバランスが超絶妙!ワシントン州

ワシントン州はカスケード山脈により、西と東の2つに分断され、ワインは、基本的に東側で生産されています。

ワシントン州の東側は、年間の降水量が少なく、乾燥した晴れの日が多い大陸性気候に属します。

加えて、夏場の気温は35℃前後まで上がり、非常に暑いですが、夜になると20℃以下までぐっと下がり、冬場は氷点下まで下がります。
よって、ブドウは程よく熟し、豊かな果実味としっかりした酸味が特徴のバランスの良い味わいのワインが仕上がります。

そのため、非常に万能で、 「さまざまな料理に合わせたい」方や「ワイン単体で楽しみたい」方 どちらにもおすすめです。

おすすめの「代表的な銘柄」
●ワインズ・オブ・サブスタンス・カベルネ・ソーヴィニヨン

ピノ・ノワール好きには堪らない!オレゴン州

オレゴン州はカリフォルニア州の北に位置し、太平洋に面しているため、寒流の影響を受けやすく、冷涼な気候となっています。

したがって、ブドウが熟しすぎず、芯のある酸が特徴のエレガントなワインに仕上がるため、 「濃すぎない上品な味わい」が好きな方や「ワイン単体で楽しむよりも食事と合わせたい」方 どちらにもおすすめです。

また、世界最高峰のピノ・ノワールを生産するフランスのブルゴーニュとほぼ同じ緯度に位置し、気候が似ていることから、ピノ・ノワールの栽培が盛んに行われています。

オレゴン州のピノ・ノワールは世界からも認められる程の高い品質を誇り、ブルゴーニュに引けを取りません。

おすすめの「代表的な銘柄」
●クリストム・ピノ・ノワール・マウント・ジェファーソン・キュヴェ
●ボー・フレール・ボー・フレール・ヴィンヤード ピノ・ノワール

キレのある酸味が最高!ニューヨーク州

ニューヨーク州は、アメリカの北東部に位置しており、日本と同じように四季があります。
特に冬は氷点下まで気温が下がり、寒さが非常に厳しい冷涼な気候のため、キレのある酸が特徴のフレッシュなワインに仕上がります。

飲み口はライト~ミディアムボディとやや軽やかなものが多く、 「さっぱりとした爽やかな味わい」が好きな方 におすすめです。

ニューヨーク州では、さまざまな品種のブドウが栽培されており、ピノ・ノワールやカベルネ・フラン、シャルドネ、リースリングなどが挙げられます。

特に、冷涼な気候を好むリースリングの栽培に適しており、品質の高さは世界からも注目されています。

しかし、ニューヨーク州のワインはあまり市場には出回っていません。
その理由は、家族経営の小規模なワイナリーがほとんどで、生産量があまり多くなく、外に出回る前に地元で消費されてしまうからです。

市場で見かけた際は、一度、試してみると良いでしょう。

おすすめの「代表的な銘柄」
●ハーマン・J・ウィーマー・シャルドネ