ジェームズボンドのお気に入り!ボランジェ・スタイルを貫く看板キュベ!
マグナムで熟成される数少ない生産者!。このメゾンの規模では唯一!力強くたくましい味わいは、これまで数々のセレブやシャンパン好きに愛されてきた至極の一本です!。
[シャンパーニュ・ボランジェ・スペシャル・キュベ(箱なし)]
ピノ・ノワールに定評があるアイ村に拠点を置くボランジェ。ボランジェスタイルと呼ばれるしなやかで優美な味わいは、数々のこだわりによって生み出されています。
マグナムで保管されるリザーヴワインが眠るセラーは圧巻です。2017年にメゾンを訪れて実際にみてきました。
シャンパーニュの有力メゾンとしてその名を馳せる【ボランジェ】!
格調高いピノ・ワールを主としたメゾンとして評価を得てきたそのボランジェの顔としてその存在感を世界に示すのが、
それが
[シャンパーニュ・ボランジェ・スペシャル・キュベ]
ボランジェのスペシャル・キュヴェはボランジェのスタイルを知る上で欠かせないシャンパンです。
少なくとも3年間は澱とともに熟成をさせ、特徴的なパワフルさとリッチな味わいを生み出しています。そして、とてつもない労力を使い、300杯以上ものブレンディングを吟味し、造り上げられます。
世界的ワイン評論家ロバート・パーカー氏も、これまでに何度もスペシャル・キュヴェをテイスティングしては、絶賛を繰り返し、
『数あるシャンパンの中でも、このボランジェ・スペシャル・キュヴェは最も素晴らしく品質が一貫している、美 味しい手頃なクラスのシャンパンである。ブリオッシュやヘーゼルナッツ、洋ナシのニュアンスが溢れる、まるで水晶の様に純粋なシャンパンだ。』
『スペシャル・キュヴェは、蜂蜜、ブリオッシュ、ローストナッツ、オレンジの皮、フワラー、ピーチなど、非常に洗練された優雅なアロマで始まる。口に含むと、上品で高級感あるボランジェのスタイルが巧みに表現されている。これは特に洗練されており美味しいノン・ヴィンテージ・シャンパンだ。』
など、数多くのシャンパンの中でも、手頃でここまで美味しいシャンパンは[ボランジェ・スペシャル・キュヴェ]であるとベタ褒め!!生産する年によりブレンドが多少異なりますが、品質が一貫している点も褒め称えています。
また、
『このクラシカルなノン・ヴィンテージ・シャンパンは、並外れたリッチ・スタイル。甘く心地良いブリオッシュのアロマが広がる。味わいは当然のように力強く、溢れるように満ち満ちている。熟した果実、ビスケット、クリーミーな味わいに長く続くフィニッシュ。』
ワイン誌デカンターにおいても、この様に表現され、各ワインメディアで常に絶賛のスペシャル・キュヴェ!
なんとボランジェの地下セラーに蓄えられている50万杯ものリザーヴワインには、すべてマグナム瓶が使用されています。他のメゾンでは、通常750ml瓶を使うのですが、マグナムで熟成させた方がより安定した品質、そしてキメの細かな泡を生むために、すべてのリザーヴをマグナムで行っているといいます。2017年にボランジェを訪問する機会を得て、その地下セラーを実際にみてきましたが、圧巻でした。
もちろん、このスペシャル・キュヴェも、そのリザーヴワインが使用されており、匠の技術からブレンディングされる味わいは、品質は一貫性を持っており、その熟成はリザーヴクラスと同じ15年ほど見込めます。
使用されるブドウは最も高品質なグランクリュとプルミエクリュのみに限られており、ピノ・ノワールが大部分を占めています。ピノは優雅に熟成し、さらにパワーを与えてくれます。
★★★★★★
ボランジェの創設は、アミラル・ド・ヴィレモン伯爵とジャック・ボランジェによって1829年に設立されました。ジャックは後にヴィレモン伯爵の娘と結ばれ、家族経営の第一歩が始まりました。そして、その名を冠した名門シャンパーニュ・ボランジェが誕生したのです。
メゾンはヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のアイ村に所在し、生産に必要なブドウの約70%を、シャンパーニュ造りに最良とされるグランクリュとプルミエクリュでおもに構成される160haの自社ブドウ畑から供給しています。この高い自社畑比率は大手メゾンの中でも群を抜いており、また、オーク樽での発酵や、瓶内2次発酵の際も王冠ではなくコルクを使用、カーヴでの長期に渡る熟成など、完璧なる拘りと伝統的な醸造法によって支えられたワインの品質の高さにより、世界的な名声を確立しており、1884年からは他に先駆けて英国王室御用達を拝命する希少なメゾンのひとつとなっています。
現在も、設立当時から変わることなくボランジェ一族によって、生産における厳しい基準が保ち続けられ、1992年には、こうしたメゾンが長年守り続けてきた製法と基準を表す“倫理と品質”を『ボランジェ憲章』として発表しました。継承される伝統によって育まれる、一貫したスタイルとスケールの大きい素晴らしい品質を誇るシャンパーニュを造り続けています。また、映画「007」シリーズでも第8作目から登場するジェームス・ボンド愛飲のシャンパーニュとしても広くしられています。それ以前にも第2作目に登場し、オリジナルの小説にも登場しています。ボランジェのもつ、しっかりとした厚みのある酒質、それを包み込む優美で妖艶さを兼ね備えたボランジェ・スタイルはジェームズ・ボンドのイメージにぴったりなのでしょう。初期のころは、特にR.D.がよく登場していました。
2012年、2015年、2019年には、007を記念したキュベがリリースされており、2020年もリリースされる予定になっています。
ボランジェ憲章〜1992年〜
1.ボランジェの畑は70%以上がグランクリュ、プルミエクリュであり、エシェル・デ・クリュ(シャンパーニュ格付けの基準のひとつ、その品質に応じて80%〜100%が定められる)の割合は平均98%と、シャンパーニュのワイナリーの中でも最高クラスの品質を誇る。
2.ボランジェの生産量の3分の2は自社畑のブドウから成り立つ。自社比率がこれだけ高い有名メゾンは、ボランジェの他にひとつしかない。
3.ボランジェのヴィンテージ・シャンパンはピノ・ノワールとシャルドネのみで造られている。ピノ・ノワールの割合は60%を超え、それによってシャンパーニュの充実感と豊かさがもたらされている。
4.ボランジェのヴィンテージ・シャンパンのすべてと、ノン・ヴィンテージ・シャンパンの一部をオーク樽にて樽発酵している、数少ないシャンパン生産者である。そしてフルタイムで樽職人を抱えているメゾンはボランジェだけである。
5.ボランジェのブドウは、個性や特徴を維持する為に個別のクリュごと、ブドウごとに管理されている。発酵も個別に行い、アッサンブラージュされるまでそれぞれ別々に昔からの樽に保管されている。
6.ボランジェのシャンパンは他のワイナリーよりも澱と接触させる期間が長い。高品質のブドウから造られるシャンパンは、澱と接触させる時間が長ければ長いほど豊かさや複雑性を増す。
7.グランクリュ、プルミエクリュのみから造られるリザーヴワインはブドウごと、クリュごと、ヴィンテージごとにコルクで栓をしたマグナムボトルに入れ、個別に熟成させる。