なんと・瓶内二次発酵5年以上熟成!! ライン河下りの寄港地で有名な美しい世界遺産の地、ミッテルライン地域のバッハラッハ村で、「リースリングの魔術師」と呼ばれるラッツェンベルガ―! ドイツのワイン産地の中でも北に位置する冷涼な気候のもと急斜面の粘板岩土壌が育む、唯一無二のエレガントで美しいゼクト!
[ラッツェンベルガー醸造所/ Weingut Ratzenberger]
目がくらむような急斜面の粘板岩土壌の畑、背後に見えるのは、ライン河。醸造長のラッツェンベルガーさん。
ライン河下りの寄港地で、世界遺産の地、ミッテルライン地域のバッハラッハ村にある、ラッツェンベルガーのワイナリー。 2011年に1泊ホームスティさせていただき、ワイナリーや畑を見学させていただきました。 近くに古城もあり、おとぎ話に出てくるような美しい村で、温かいおもてなしをいただいたのがいい思い出です。
ラッツェンベルガ―といえば、瓶内二次発酵のゼクトが特に有名です。こちらは動瓶の様子。
なんと・瓶内二次発酵5年以上熟成!!
ライン河下りの寄港地で、世界遺産の地としても世界中で有名なミッテルライン地域のバッハラッハ村! 「リースリングの魔術師」と異名を持つ、ラッツェンベルガー醸造所によってこの美しい地で造られる、唯一無二のゼクトがこちら。
[ラッツェンベルガ― リースリング・ゼクト・ブリュット 2017]!!
醸造所の歴史は古く、1800年台後半にさかのぼります。元々あった醸造所のセラーには 隣接する急斜面の畑から取れた、かなりの年数熟成したリースリングワインや、スパークリングワインが 眠っており、その高品質な味わいに圧倒されたことから、この土地の個性を最大限に活かした至高の リースリングワイン造りが始まったそうです。 現在はご当主ヨハン・ラッツェンベルガーさんをはじめ、奥さん、 ご両親、そして二人の娘さんとともに、3世代の家族経営でワイン造りを行っています。
2011年に一泊二日のワイナリー醸造所へのホームスティさせていただき、ワイナリーや畑を見学できる という幸運な機会があり、ワイナリーのみなさんのアットホームさ、目がくらむような急斜面の畑から 見たライン河や風景の美しさは今でもあざやかな思い出としてよみがえってきます。 もちろん、その時に試飲したワインの数々の美味しさも!
特にこのワイナリーの一押しはゼクトです! ラッツェンベルガー醸造所がある、ミッテルラインはドイツのワイン産地の中でも北部にあり、 冷涼な産地として知られています。冷涼気候ゆえの切れがいい酸味はゼクト(ドイツでの 瓶内二次発酵スパークリングの呼び方)に向いていると言えます。 温暖な地では、ブドウの酸を残すために、早い時期にブドウを収穫することもありますが、 この地ではそのような必要もありません。 畑はお隣のモーゼル地方と同じ粘板岩土壌が中心で、しかも超急斜面の水はけのよい、日当たりにも 恵まれた畑です。
しかも、このワイナリーのセラーがすごい!急斜面の地下に掘られた、年間通して温度の変わらない 地下4層にもなる天然のセラーを所有し、瓶内二次発酵のスパークリングワインを熟成させています。 特に長期熟成によるゼクトには優れた環境であると言えます。
こちらのリースリングゼクトは特に日本でも大人気。かつて人気ワイン漫画で大きく取り上げられて 話題になったのを記憶されている方も多いのではないでしょうか。 瓶内二次発酵後、当主自らすべて手で動瓶し、ドサージュに10年熟成のリースリングの アウスレーゼを少しだけ添加、最低3年の瓶内熟成・・・としているものの、 最近は瓶内で5年以上も熟成することが常になってきました。 しっかり冷やして、熟成して溶け込んだきめ細かい泡と、冷涼地ミッテルラインならではの 豊かな酸味を存分にお楽しみくださいませ!