みなさま、
今、世界のピノ・ノワールファンから大注目の産地とい
えば、このニュージーランドは外せません!!
広大な大自然の中と、高度な醸造技術との融合によって
どんどんスター生産者が生まれています!!
テロワールを尊重し、高品質なワインをめざしオーガニッ
ク栽培を実践する生産者も多く、このフロムもその一人!!
そのフロムの造る極上のピノ・ノワールといえば!!
[フロム・ワイナリー ラ・ストラーダ・ピノ・ノワール 2011]!!
初めてこのワインを飲んだ時、ブラインドでどこの産
地の高級ワインなんだろうと感激しました!!
ブルゴーニュの数万するようなグランクリュにもおとら
ないパワーと広がり!!ニュージーランドのワインと知っ
た瞬間は驚きでした!!
フロム・ワイナリーがニュージーランド屈指の人気産地
マールボロで設立されたのは1992年。しかし、それ以前
から既に構想は練り始められていたそう。
元々スイスのワイナリーの4代目となるゲオルグ・フロ
ムは、1980年代に家族旅行でニュージーランドを訪れた
折、マールボロのワイナリーを訪ねています。そして、
後にフロムのワインメーカーとなるハッチ・カルベラー
ともこの時に出会っている。その後何度もハッシュと話
し合いをした結果、マールボロのベルンハイムでワイナ
リーを興し、この地の単一畑もののパイオニアとなった。
現在オーナーは代わり、ゲオルグはスイスの実家のワイ
ナリー経営に専念しているが、設立当時のコンセプトは
そのまま引き継がれている。
栽培は、オーストラリアやニュージーランドらしい、キ
ャノピー・マネジメントの工夫によって化学的な対処を
回避できると確信し、数年後には殺虫剤も除草剤もまっ
たく使用しないですむようになった。
そして今では完全に有機栽培を実践し、徐々にビオディ
ナミ農法の要素も取り入れ始めている。
最終的には、畑、環境、そこで働く人々の健康のために
すべてビオディナミへ転換することを目標にしている。
また、収穫量は30〜35hl/haと非常に低収量。最も情熱
をかけているピノ・ノワールは11種類のクローンを植樹
しています。その中から厳選したピノ・ノワールがワイ
ンに使われています。
醸造については、「フロム」シリーズは基本的に伝統的
な手法を尊重したクラシックな方法を採用しています。
例えばピノ・ノワールの場合、15〜20%ホール・バンチ
で自然酵母で発酵。
この「ラ・ストラーダ」のシリーズは、樹齢の若いブド
ウを使用したよりニューワールド的な側面を表に出した
造りです。しかし、低収量による自然な凝縮感、農薬な
どを使わないナチュラルな柔らかさ、オーガニックだけ
ど、きちんと清潔にコントロールされたクリーンさ。
非常に完成度の高いワインだと思いました!!
年々、品質向上とともに人気がアップしているニュージ
ーランドのピノ・ノワール!!
是非・お試しいただきたい生産者です!!
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