みなさま、
本日ご紹介するのは、ふつうは輸出はされない、
地元消費用の秘蔵の赤ワインです!!
もちろん、当店現地発掘・独自輸入なので、他では
滅多にお目にかかれません!!
その名も、
[アクセル・ポーリー
ニーデルベルク-ヘルデン・フリュ―ブルグンダー 2015]!!
このワインが造られるのは、リースリングの銘醸地、
モーゼル。しかし、ここ数年、地元消費用に赤ワインを
造る生産者も多く、ひそかに注目してきました。
そして、ここのワイナリーの赤ワインは断トツにレベル
が高く、モーゼルの赤ワインのポテンシャルの高さを確信!
しかも、この品種、フリュ―ブルグンダーは、ドイツの中
ではアール地方でわずかに栽培されているものの、ドイツ
国内でも非常に栽培が少ないレア品種。
フリュ―(早い)ブルグンダー(ブルゴーニュ系の品種)と
いうように、シュペートブルグンダーに比べると収獲は
2-3週間も早く熟し、気候や土壌も選ぶ非常に繊細な品種の
ため、栽培も難しい品種なんです。
ワインを造るのは、アクセル・ポーリー醸造所。醸造長は
アクセル・ポーリーさん。モーゼルユンガーという若手
生産者で高品質なワイン造りを目標に結成された団体の
中心的存在。
当店でも人気のリースリング【クリフハンガー】を造る
生産者の一人としてすでにご紹介しています。
ワイナリーがあるのは、モーゼル河にほど近くリーザー
・ニーデルベルグ-ヘルデンという畑でも有名なリーザー
村です。古くからこの地で家族経営でワイン造りを行い、
現在は5.5haを所有しています。
2012年に現地関係者の紹介でたまたま、ワイナリーを
訪れ、リースリングの美味しさはもちろんでしたが、
赤ワインのレベルの高さに非常に驚きました!!
もともとアクセルさんは赤ワインが結構好きで、地元で
も人気があり、輸出することはなく、すぐに現地で売り
切れになってしまうというのも納得です。
フリュ―・ブルグンダーは」非常に繊細な個性が持ち味
のため、暑すぎる気候よりは冷涼地を好み、ドイツの中でも
限られた場所でしか栽培されていません。
このワインはそのニーデルベルグ-ヘルデン畑から。足が
すくむような非常に急斜面の畑です。
土壌は粘土質頁岩が中心で適度な保水性も。
醸造は使用済みの樽で48日間、約20℃の温度管理の元で
発酵、22ヵ月間、使用したバリックで熟成。
ドイツらしさを求めるならば、この繊細さは欠かせませ
ん。これがとにかく日本のお料理に合う!お醤油やだし
に通じる旨味、新鮮なお魚にはお刺身でも焼き魚でも
とても相性がよく、もちろんお肉でもお料理の邪魔を
しません。旨味成分の一部にでもなっているかのような
味わいに感動しました。
あまりの純粋さ、繊細さにため息がでるようです。
良質な日本のおだしにも通じる、複雑な旨味を感じます。
温暖だった2015年らしく、淡い色彩ながらも完熟感が
しっかりありますが、シュペートブルグンダー種のワイン
に比べてはより軽やかでチャーミングな印象です。
本来はなかなか輸出しない門外不出のワインを少しだけ
分けていただきました!次回入荷は未定です!!
モーゼルファンはもちろん、キメ細かい繊細な赤ワインの
味わいがお好きな方も是非!
タンニンが非常にきめ細かいので、暑い時期は冷やしても。
是非、お試しくださいませ!!
※下部の画像のように、キャップシールはもともとついて
いません。ワインの品質には問題がありませんので、
ご理解の上、お買い求めくださいませ。
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