★酸化防止剤微量、オーストリアでもトレンドのオレンジワイン!
700年の伝統!オーストリアにおける超有名老舗ワイナリー、ユルチッチの限定★人気ワインが届きました!
品種はオーストリアの人気品種、グリューナーフェルトリーナー。2週間全房発酵によるオレンジワインです!
「カンプタールらしい明るい印象、ユルチッチによる自然への愛がたっぷり詰まったワインです!」
【酸化防止剤微量のため夏場はクール便推奨】
[ユルチッチ ベル・ナチュレ]
2010年7月にワイナリーを訪問させていただきました。現在醸造責任者を務めるアルヴィン氏。普段の生活でもスローフードが好きなど、生活もとってもナチュラル。
有機農法にこだわり、畑はとってもいきいきしていて、健康的でした。ワイナリーは【旧】のエリアと【新】のエリアがしっかりそれぞれの役割を果たしていて機能的でした。
2012年からワイナリーを引き継いだアルヴィン・ユルチッチさんと妻のステファニさん。
より自由な発想でのナチュラルワイン造りを進化させています。
オーストリアで今、トレンドのひとつがオレンジワイン!
カンプタールのみならず、オーストリアの中でも人気の生産者★ユルチッチが自信をもってリリースしたオレンジワインが、
「ユルチッチ ベレ・ナチュレ 2021」!
このワインが造られるのは、オーストリアのワイン造りの中心地、カンプタール。
伝統的な生産者と若手の生産者、共にスター生産者がひしめきあうワイン造りの中心地です。
北にあるマンハーツベルクやワインフィアテルの高台から吹く冷たい風と、東から吹くパノニア気候の暖かい風が
カンプタールで出会うことから、昼夜の寒暖差が大きくなります。
この寒暖差がブドウの皮を厚くさせ、アロマと酸がブドウの実に蓄えられると言われています。
べルナチュレのブドウの畑の土壌は、シスト(片岩)、クナイス(片麻岩)が主。標高の高い、異なる区画から
のブドウを使用しています。栽培は垣根仕立て。
2世代にわたり除草剤と化学肥料は使用していません。
醸造は手摘みで収穫したブドウを、除梗はせずに全房のまま、上面開放式の500リットルオーク樽で、土着の酵母
で2週間全房のままスキンコンタクトしながら発酵。
その長いスキンコンタクト期間の間でオレンジワイン※となります。
※オレンジワインとは、白ワイン用のブドウを果皮付のまま、スキンコンタクトし、長期間一緒に発酵させること
によって、果皮の色がつき、果汁だけを発酵させたものに比べてオレンジっぽい色素がつきます。
白ブドウを赤ワインと同じような醸造をすることによって造られるワインというのが簡単な説明です。
発酵後、フリーラン・ジュースを600リットルのオーク樽に移し、マロラクティック発酵も自然に発生させます。
清澄はせず、沈殿後グラヴィティシステムにて細かいストッキングを通して濾過し、瓶詰め。SO2添加は瓶詰
め時に微量の10ml/lだけを添加。
こうして完成したのがこのベルナチュレ。
ユルチッチ氏のワイナリーを訪問した際も、お会いした際も、いつも自然へのリスペクトを語っていたアルヴィ
ン氏の自信作。ボトルの中にカンプタールの優しい自然がぎゅっと詰まったワインです。
オレンジワインならではの個性的な薫りや味わいはありますが、全てが優しく溶け込んでいる印象。オレンジワインと言っても、元々グリューナーフェルトリーナーは果皮の色が濃くないので、ほんのりと色づいている程度ですが、うまみややや苦味等はしっかり。果汁だけでは味わえない、複雑な味わいになっています。
中華などのボリューム、深みのあるお料理におすすめ。
是非、お試しくださいませ。