酸化防止剤が微量なので、夏場の配送はクール便を推奨します。
常温便での配送での商品の不良のお申し出は受け付けかねますので予めご了承くださいませ。
※無清澄で、濾過は最小限のため、滓が沈殿しています。栓を空ける前に瓶をゆっくり一度上下してください。
★キャップシールがありませんが、元々使用していません。
※品切れの際、至急インポーター様の在庫を確認し、
補充いたしますが、終売の場合は何卒ご容赦ください。
Jurtschitsch MON ROUGE NV(2021と2022ヴィンテージのアッサンブラージュ) |
■色・容量: |
赤750ml |
■ALC: |
12.5% |
■ブドウ品種: |
ツヴァイゲルト、ピノ・ノワール、サンクト・ラウレント |
■産地: |
オーストリア・カンタプール地方 |
■味わい: |
辛口ミディアムボディ |
■ラベル表示: |
酸化防止剤(亜硫酸塩) |
カンプタールを代表する人気生産者のユルチッチの新登場の赤ワイン!
「ユルチッチ モンルージュ」!
見た目はとってもキュートなエチケットの赤ワインですが、味わいも優しく軽やか!
ブドウ品種はツヴァイゲルト、ピノ・ノワール、サンクト・ラウレントの3品種のブレンド。
2021ヴィンテージと2022ヴィンテージのアッサンブラージュになります。
ワインメーカーのこだわりとしては、特にヴィンテージ2022のツヴァイゲルトを加えることでフレッシュさ、
シルキーさと生き生きとした緊張感を与えているそうです。
このワインが造られるカンプタールは、オーストリアの中では比較的冷涼な気候にあります。
北にあるマンハーツベルクや、ワインフィアテルの高台から吹く冷たい風と、
東から吹くパノニア気候の温かい風がカンプタールで出会います。
これにより日中は温かく高い温度ですが、夜になると冷え込みます。この寒暖差が葡萄の皮を厚くさせ、
アロマと酸が葡萄の実に蓄えられます。
カンプタールの微気候(マイクロクライメット)は、丘毎に異なります。標高は海抜200メートルから
500メートルに及びます。丘の間にある小さい渓谷は高原からの冷気を畑に夜間吹き下ろさせるチャネ
ルとなります。
畑の土壌は石灰質、ローム質のレス土壌と原生岩。
醸造は、丁寧に手摘みにて収穫、1/3は全房発酵、マセレーションは7日間行います。
これによって、果皮と果肉はワインに上質なフルーティな香りを与え、木樽で18か月の熟成中にさらに香りが増します。
一部はステンレスタンクを使用することで、フレッシュさを加えます。
ワインメーカー曰く、
『モンルージュとは「僕の赤」つまり「アルヴィンの赤ワイン」という意味です。
造り手に出来る事は葡萄そのままのキャラクターを引き出す事です。
100%健康な葡萄で、私たちが余計な事をする事は何も無く、自然な酸を蓄えた熟した葡萄を収穫する事が出来ました。
モンルージュはカンプタールに植えられている伝統的なブドウ品種、ツヴァイゲルト、ピノ・ノワール、サンクト・ラウレントのブレンド。
赤ワインでありながら、白ワインのような飲みやすさを持つ、エレガントでジューシーなワイン』
ユルチッチ氏のワイナリーを訪問した際も、お会いした際も、いつも自然へのリスペクトを語っていたアルヴィン氏の自信作。
ボトルの中にカンプタールの優しい自然がぎゅっと詰まったワインです。
赤、と言ってもワインメーカーのコメントのように、白ワインが入っているかのような豊かな酸味、うまみもたっぷりなので、
軽やかだけど、決して薄いという印象はありません。
繊細だけど、しっかりとブドウの美味しさも楽しめるワインです。
しっかりした酸味に支えられていますが、ユルチッチならではの優しい印象、なかなかありそうでない、肩の力が抜けた余裕を感じさせる上質さを感じさせます。
最初は温度が冷たいところから、徐々に上げていってもダレないワインの質の良さを感じます。
柔らかく煮込んだ鶏肉のひき肉のつくねのトマト煮等の煮込み料理や寒い時期のお鍋料理のお供にも、様々なお食事との相性をお楽しみくださいませ。
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ユルチッチ・ソンホーフ醸造所は、700年の伝統、150年のワイン史を持つ、人気生産地・カンタプール地方にある、オーストリアでも屈指の名門ワイナリーです。
ワイナリーは1868年にユルチッチ家の所有となり、1972年に父ヨーゼフから経営を引き継いだユルチッチ3兄弟
(長男エルヴィンがぶどう畑、次男のパウルが醸造、三男のカールがマーケティング及び販売)の見事な連携に
より、今の成功に至ります。
ユルチッチ兄弟は、経営を引き継いだ1972年よりぶどう畑は生態環境保護の理念に基づいて、無農薬栽培を始め、
すでに1970年代には自然農法のパイオニア的存在でした。
以来、化学肥料、合成殺虫剤、除草剤は全く使用せず、グリーンカバーと堆肥が施されています。
また1978年、この地区で初めて冷却したステンレスタンクでの発酵を導入するなど、常に新しい試みに挑戦し改
革を遂げています。
2000年には最新醸造設備を整えた独自のテラス状セラーを建設。
彼らのワインは、優れたヴィンテージと素晴らしい地理的特徴により、国際的に高く評価されています。
現在は若きアルヴィン氏が醸造責任者を引き継ぎ、白ワインは100%ステンレス発酵、赤ワインにはオーストリア
オークを一部採用するなどさらに味のレベルの向上を図っています。
2012年からはアルヴィン・ユルチッチさんと妻のステファニさんがワイナリーを引き継ぎ、さらに自由な発想のワイン造りを行っています。
歴史と伝統あるワイナリーが素晴らしい環境の畑、最新の醸造設備や技術をもって、「伝統」がさらに「進化」を遂げています。