【これを知っていたらアルザス通?!クレヴネール・ダイリゲンシュタイン!!】 アルザスワイン通の間では隠れファンの多い特別な区画のワイン! ブドウ品種はクレヴネール・ダイリゲンシュタイン!! 別名、サヴァニャン・ロゼ!!『トラミナー系品種ならではの華やかな香り、穏やかな酸味、ふくよかなミネラル感が 食前〜食中〜食後まで最後まで楽しめるまさに食事のためのワイン!!』
限定された特別な区画で栽培された希少な品種!
[ジェラール・メッツ クレヴネール・ダイリゲンシュタイン 2019]
ジェラール・メッツのワインの数々のワインの中でも このクレヴネール・ダイリゲンシュタインは隠れファンが多い特別なワインです!!
左は数々の受賞が飾られている写真。 右の写真は現当主のエリック・カジミールさん。
『このワインを知っていたら”アルザス通”』とでもいえるような隠れファンが多いアルザスワイン!! 数々のアルザスワインを試したアルザス担当の私も、”我が家のハウスワイン”にしたい!と思う程、色々な食事に合わせやすい、まさにガストロミーワインの決定版!!
[ジェラール・メッツ・クレヴネール・ダイリゲンシュタイン 2019]!!
アルザスはフランスの中でもファンが多い、美食の地。 食事に合わせやすいワインの宝庫!! そんなアルザスで、現地の方が、”これは毎日の食事におすすめよ”と教えてくれたのがこの【クレヴネール・ダイリゲンシュタイン】
調べてみると、このクレヴネール・ダイリゲンシュタインは、ハイリゲンシュタイン村を中心に、その周辺の指定された地域(合計面積わずか140ha)のみで栽培が 認められている品種で、サヴァニャン・ロゼと同義だそう。 サヴァニャン・ロゼという品種はゲヴュルツトラミネールでおなじみのトラミナー品種と関連性があるといわれています。 そういえば、ゲヴュルツ程ではありませんが、控えめだけど華やかな香り、穏やかな酸味、すっきりというよりはぽっちゃりふっくらとしたミネラル感。トラミナー系 の品種の仲間と言われるのも納得です。
アルザスの中でもこの品種、クレヴネール・ダイリゲンシュタインがリューディで認められているのはこのエリアだけで、いかに特別なエリアなのかが分かります。 土壌は粘土珪土質土壌で、穏やかな酸味のこの品種に適度な引き締まり感を与えてくれます。
このワインを造るドメーヌ・ジェラールメッツは、ストラスブールとコルマールのちょうど中間辺りの北部アルザス、イッテルスヴィレ村のある醸造所。 現当主のエリック・カジミールはもともとシャンパーニュでRMを運営する家系出身。 結婚し、奥さんの実家であるこのアルザスのドメーヌに来たのは1989年。偉大な義父ジェラール・メッツから1996年にドメーヌを継承しました。 最終的にはロック、ポップス、モッズ、パンク、ヘヴィメタ、ジャズ、クラシックまで、のめり込んだという音楽好きで、 幼少時よりフルートとギターを習い始めたエリックは、音楽に熱中した多感な青年時代を過ごしました。
「醸造家の精神状態は、仕事の質に直結します。音楽は、私の心を常に穏やかに保ち、幸せな気持ちで仕事をさせてくれます。 その心のありようは、きっとワインにも伝わっていると思います。「ピアノソナタ第11番イ長調(第3楽章が「トルコ行進曲」)」をはじめとして、 モーツァルトが特に好きです」。というコメントもされている程。エチケットにもその音楽好きが伝わるデザインのものが見られます。
畑では化学的な農薬や肥料を使用しない方法で栽培を行い、全て手摘み。天然酵母のみで発酵、 澱引きをしないシュール・リー熟成を行う等、こだわりのあるワイン造りを進めています。
当店での試飲の感想は、 『マンゴーなどの南国系フルーツを思わせる暖かい印象の果実、ややほのかにスパイシーな香りがやわらかく立ち上ってきます。 味わいは、よく熟した果実味、穏やかでやわらかい酸味とミネラル感、中心密度はしっかりしているので、奥行き感はあるものの、 まわりがやわらかいイメージです。余韻も華やかな果実味を持続させたままゆっくりと続いていきます。』 酸味やミネラル感が穏やかで柔らかいので、色々なお食事に合わせやすい!!
現地でよく食べられるタルト・フランべ(酸味がおだやかなうす焼きピザ)やちょっと歯ごたえの残る根菜系にもぴったりですし、 豚肉をシンプルな味付けでソテーしたものにも合います!中華料理のお供にも。 サヴァニャン・ロゼの優しく可憐な味わいをお楽しみくださいませ!!