ブルゴーニュ/Bourgogneは、一部の特別なワイン（ムルソー/ Meursault、ピュリニィ・モンラッシェ/Puligny-Montrachet、ジュヴレイ・シャンベルタン/Gevrey-Chambertin、ロマネ・コンティ/ Romanee Conti、ミュジニィ/Musigny、シャブリ・グラン・クリュ/Chablis Grand Cruなど）で有名ですが、まだあまり知られていない素晴らしい村名アペラシオン/Appellations Villageも存在しています。有名な村名アペラシオン/Appellations Villageの陰に隠れていますが、これらのアペラシオンはブルゴーニュ/Bourgogneのワインの独特なニュアンスや複雑さを備えており、しかもより手の届きやすい価格帯です。この多様性は、この地方が、2つのぶどう品種しか使わないことを考えると驚く人もいるかもしれませんが、ワインを飲みますと、明白です。

ブルゴーニュ/ Bourgogneとマコン/ Maconの地理的呼称を持つワインは、ブルゴーニュ/ Bourgogneのワインの総生産量の16%を占めます。これらはブルゴーニュ/ Bourgogneとマコン/ Maconの2つアペラシオンの中で、より限定されたテロワール/terroirの概念を導入することで、特徴のある地域となっております。ブルゴーニュ・コート・シャロネーズ/Bourgogne Cote Chalonnaiseやブルゴーニュ・コート・ドール/Bourgogne Cote d'Orのように地域名であったり、マコン・リュニィ/Macon Lugnyやブルゴーニュ・シトリー/Bourgogne Chitryのように村名であったりする。また、モントルキュル/Bourgogne Montreculのようにクリマの名前に限定することもできる。
これらはまた、地理的呼称のない地域名アペラシオン/Appellations Regionales（ブルゴーニュ・シャルドネ/ Bourgogne Chardonnay、ブルゴーニュ・ピノ・ノワール/Bourgogne Pinot Noir、マコン/ Maconの赤または白など）よりも厳しい生産条件の下で造られています。より限定された区画、より少ない収量に加え、高い糖度のぶどうが特徴です。

これらのワインを発見するには、今が絶好の機会です。これらのアペラシオン/Appellationsは、長年にわたるブルゴーニュ/Bourgogneワイン全体の品質向上の恩恵を受けてきました。これらのアペラシオン/Appellationsは、コストパフォーマンスが良く、お求めやすい価格帯です。ブルゴーニュ/Bourgogneを好む方やこれからブルゴーニュ/Bourgogneを知りたい方は、これらの地理的呼称を持つ13のブルゴーニュ/Bourgogneや27のマコン/ Maconの中から宝探しをすることができます。

ブルゴーニュ/Bourgogneの白や赤、ブルゴーニュ・パス・トゥ・グラン/Bourgogne Passe-tout-grains、コトー・ブルギニョン/ Coteaux Bourguignons......これらの地域名のAOCは、気にせずに味わうことが多いですが、それらはブルゴーニュ/Bourgogneワインの世界への入り口です。すべての生産者が、このカテゴリーのワインを少なくとも1本はラインナップに加えており、最も有名なアペラシオンと同様に細心の注意を払い、生産されています。
特筆すべきはクレマン・ド・ブルゴーニュ/ Cremant de Bourgogneで、これはこの地域で生産される唯一の発泡性のワインです。有名なシャルドネ/ Chardonnayやピノ・ノワール/ Pinot Noirなどのぶどう品種はもちろん、アリゴテ/ Aligoteやガメイ/ Gamayなどから造られ、私たちを喜びで輝かせてくれます。お祝い事にも最適なワインです。